皆さん、こんにちは。
難波・日本橋の「たにぐち歯科センタービルクリニック」です。

天然の歯を取り戻したような感覚で食事や会話が楽しめるのがインプラントのメリットです。
残っている歯に負担をかけないといった点からも、インプラント治療を希望される方は増えています。

また、インプラントは入れ歯やブリッジよりも、寿命が長いとされています。
一般的には10〜15年とされていますが、適切なメンテナンスを行っていれば、それ以上お使いいただくことも可能です。
反対に、メンテナンスがおろそかになると、平均的な寿命を待たずに、インプラントが脱落する恐れもあります。
当院では、インプラント治療を行う前に、どのようなメンテナンスが必要かを丁寧にご説明しています。

谷口 雅俊　院長

谷口 雅俊　院長

清風高校卒業
朝日大学歯学部卒業
医療法人小室会　小室歯科本院勤務
医長を歴任
30人以上のドクターの指導に従事
2017年度　同院、同グループ医院にてインプラント埋入本数にて最多となり表彰される
2018年度　同院、同グループ医院にてインプラント埋入本数、患者様紹介数にて最多となり表彰される
2019年度　同院、同グループ医院にてインプラント埋入本数、患者様紹介数にて最多となり表彰される
大阪市内にて勉強会開催
たにぐち歯科センタービルクリニック開院
2020年　Young ITI　参加


医院名：たにぐち歯科センタービルクリニック
所在地： 〒542-0074
大阪府大阪市中央区千日前2-5-2
日本一歯科センタービル5F

どうして？インプラント治療ではメンテナンスが必要な理由

インプラント治療では、歯を失った部分の顎の骨に人工歯根を埋め込み、人工歯を支えます。
人工歯はむし歯になることはありません。
では、なぜ治療後にメンテナンスに通う必要があるのでしょうか。

インプラント周囲炎を予防できる

インプラント治療後に起こるトラブルの中で、気を付けなければいけないのが「インプラント周囲炎」です。
インプラント周囲炎は、歯周病のようなもので、インプラント周辺の歯ぐきに腫れや出血などの症状があらわれ、進行すると歯周組織が破壊されます。
インプラントを支えている顎の骨が溶かされると、インプラントにグラつきが生じ、脱落する恐れがあるのです。

歯周病と同様に、初期段階では自覚症状がほとんどないので、ご自身で異常に気付くのは困難です。
定期的に歯科でメンテナンスを受けていれば、早期に発見できて、すぐに対応できます。

かみ合わせのズレを発見できる

インプラントは、かみ合わせが整うように調整して、人工歯を装着します。
しかしながら、人工物であるインプラントは、長期間使用しているうちに、ズレたり破損したりする可能性がゼロではありません。

また、お口の状態も年齢とともに変化するため、少しずつかみ合わせにズレが生じるのです。
そのまま調整せずに使用していると、ズレが次第に大きくなり、頭痛や肩こりを引き起こすことがあります。
ひどくなると、インプラントが破損する可能性も。

そのため、メンテナンスでは、かみ合わせの異常がないかを丁寧に確認します。
ご自身ではわかりにくいからこそ、プロが行うメンテナンスが重要なのです。

歯科の定期メンテナンスでインプラントを長持ちさせよう

インプラント治療は外科手術を伴います。
治療が完了するまでに時間がかかり、肉体的にも費用面でも負担が大きいといえます。
時間とお金をかけたインプラント治療だからこそ、できるだけ長く使っていただきたいという思いから、当院ではメンテナンスに力を入れて、患者さんのインプラント生活をサポートします。

メンテナンスって具体的に何をするの？

インプラントのメンテナンスの流れは、一般的な歯科検診と、ほぼ同じです。
ただし、インプラントは特殊な構造をしているため、メンテナンスは専門の知識や技術を持っている歯科で行いましょう。

1.お口のチェック

まずはお口の状態をくまなくチェックします。

・インプラントにぐらつきがないか
・歯ぐきに炎症がないか
・歯と歯ぐきの間にある歯周ポケットの深さ
・かみ合わせにズレはないか
・清潔な状態が保たれているか
・人工歯とインプラント体の連結に不具合や破損がないか　

以上の項目で一つでも当てはまることがあれば、トラブルに発展する可能性がありますので、適切な治療をご提案します。

2.クリーニング／PMTC

歯磨きだけでは、すべての汚れを落とすことは困難です。
歯科のクリーニングでは、専用の薬剤と器具を用いて歯の表面の汚れを落とします。
クリーニングした後で、歯の表面を研磨しツルツルに仕上げる「PMTC」を行って、歯の表面に汚れがつきにくくします。

お口を清潔に維持することで、インプラントだけでなく残っている歯を守ることにつながるのです。

3.ブラッシング指導

自己流のブラッシングでは、効果的に汚れが落とせていない可能性があります。
お口の変化に合わせて、ブラッシングもアップデートしていきましょう。

磨き残しが多い部分を中心に、歯ブラシの当て方や動かし方はもちろんですが、デンタルケア製品の選び方もアドバイスします。
毎日の歯磨きの精度を高めて、効果的に汚れを落としましょう。

定期メンテナンスに通う頻度は？

個人差はありますが、3ヶ月に1度のペースでメンテナンスを継続させましょう。
お口の清潔が保たれている場合は、半年に1度のメンテナンスをご提案することもあります。

インプラント周囲炎はご自身では気付きにくいものですので、気になる症状がなくても、定期メンテナンスにお越しください。
気になることがある場合は、すみやかに受診しましょう。

ご自宅でのセルフケアも大切です

インプラントのメンテナンスは、歯科医院だけでなく、ご自宅でも行っていただく必要があります。

毎日丁寧に歯を磨きましょう

歯磨きは予防の基本です。
インプラントだけでなく残っている歯を守るためにも、次の3つのポイントをしっかりと抑えましょう。

1.食べたら磨くを徹底する
2.寝る前の歯磨きは特に丁寧に行う
3.デンタルフロスや歯間ブラシを活用する

インプラントそのものはむし歯になることはありませんが、歯ぐきとの間にすき間ができやすく、そこに汚れがたまります。
インプラント周囲炎だけでなく、口臭の原因にもなりますので、特に注意して磨きましょう。

生活習慣を見直しましょう

歯磨き以外にも、毎日の生活で気を付けていただきたいポイントがあります。

禁煙がおすすめです

タバコの煙には、血管を収縮させるニコチンが含まれています。
血管が収縮することで、インプラントと骨との結合が阻害されて、治療そのものが失敗となるケースもあるのです。

また、タバコを吸うことでお口の中が乾燥します。
乾燥したお口の中では、細菌が活動しやすい状態となるため、インプラント周囲炎にかかるリスクが高まります。

歯ぎしり・食いしばりには注意が必要です

歯ぎしりや食いしばりは無意識のうちで行われていますが、体重以上の強い力が特定の場所にかかることで、歯をすり減らしたり、かみ合わせを悪化させたりします。

天然の歯には、歯と骨の間に「歯根膜」という薄い膜があり、噛んだ時の力を分散させるクッションの役割をしています。
インプラントには、「歯根膜」がないため、噛む力がダイレクトに伝わり、かみ合わせにも影響をおよぼしやすいのです。

歯ぎしりや食いしばりは、マウスピースで症状を緩和させることができます。
また、当院では、ボツリヌストキシンという成分を含んだ薬剤を顎のかみ合わせ部分の咬筋（こうきん）に注射することで、筋肉の働きを弱め、歯ぎしり・食いしばりを緩和する治療も行っています。

インプラント治療はメンテナンスなどのサポート体制が整っている歯科へ

インプラント治療は手術が終われば完了ではありません。
長く快適にお使いいただくためには、毎日のセルフケアと歯科医院での定期的なメンテナンスを継続させ、お口の健康を維持することが大切です。
当院の院長は、インプラント治療経験が豊富で、多くのインプラント研究会や学会、学術大会に参加しています。

また、さまざまなインプラントメーカーの中から、耐久性と安定性に優れたストローマン社・ジンマー社のインプラントを使用しています。
特に、ストローマン社のインプラントは、科学的なエビデンスを重要視しているのが特徴です。
10年間の臨床研究では、インプラント周囲炎が発生していない「成功」とよばれる状態が97％で、インプラント周囲炎が発生しているものの脱落はしていない「生存」率が98.8％というデータがあり、インプラント周囲炎の発生率が低いことがわかっています。

（参照： ストローマンパートナーズ「科学的エビデンスが示すストローマンインプラントの信頼性/安全性」より） >

たにぐち歯科センタービルクリニックは近鉄日本橋駅から徒歩1分、大阪難波駅から徒歩4分の駅から近く電車で通いやすい歯科医院です。
平日夜間は19時半まで、土曜は16時まで診療していますので、お仕事の帰りやお休みの日など、ご自身のライフスタイルに合わせて通院していただけます。
来院予約は便利なネット予約をご利用ください。

たにぐち歯科センタービルクリニックへのアクセスはこちらをごらんください >