コラム|【たにぐち歯科センタービルクリニック】大阪難波駅徒歩4分の歯医者

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〒542-0074
大阪府大阪市中央区千日前2-5-2
日本一歯科センタービル5F

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インプラント治療に年齢制限はある?シニア世代のインプラント治療について

皆さん、こんにちは。
難波・日本橋の「たにぐち歯科センタービルクリニック」です。

 

インプラント治療は、日本では1978年に始まりました。
それから44年後の2022年に行われた「歯科疾患実態調査」によると、15歳以上でインプラントが入っている方の割合は3.2%でした。


(参考:厚生労働省「令和4年歯科疾患実態調査結果の概要」表14補綴物の装着の有無と各補綴物の装着者の割合より) >

 

インプラント治療は、天然の歯の取り戻したような見た目と噛み心地が再現されることから、注目を集めています。
また、インプラント治療の技術が向上し、顎の骨が少ない方でも治療を行えるようになりました。

 

人生100年時代といわれるようになり、健康寿命が延びたことで、若い世代だけでなく、ミドル世代、シニア世代でも、インプラント治療を希望される方は増えていくことが予想されます。
そこで、ここでは、インプラント治療の年齢制限と、シニア世代のインプラント治療で注意したいことについてお話しします。

 

 

 谷口 雅俊 院長
谷口 雅俊 院長

谷口 雅俊 院長

清風高校卒業
朝日大学歯学部卒業
医療法人小室会 小室歯科本院勤務
医長を歴任
30人以上のドクターの指導に従事
2017年度 同院、同グループ医院にてインプラント埋入本数にて最多となり表彰される
2018年度 同院、同グループ医院にてインプラント埋入本数、患者様紹介数にて最多となり表彰される
2019年度 同院、同グループ医院にてインプラント埋入本数、患者様紹介数にて最多となり表彰される
大阪市内にて勉強会開催
たにぐち歯科センタービルクリニック開院
2020年 Young ITI 参加


医院名:たにぐち歯科センタービルクリニック
所在地: 〒542-0074
大阪府大阪市中央区千日前2-5-2
日本一歯科センタービル5F

 

 

インプラントの年齢制限について

インプラント治療には、法律的に定められている年齢制限があるわけではありません。
一般的には、成人を対象としていて、未成年の方にはインプラント治療を行っていないのが現状です。
けれども、上限はなく、シニア世代でもインプラント治療を行うことは可能です。

 

インプラント治療の年齢的な下限について


未成年の場合は、身体が大きくなると同時に、顎の骨も成長していきます。
インプラント治療を始めたときの骨の状態と、治療中、治療後と顎の形が変わる可能性があります。
そのため、時間の経過とともに、施術後の見た目が悪くなったり、かみ合わせが悪くなったりすることがあるのです。
また、インプラントが埋め込まれていることで、骨の成長が阻害され、歯並びが悪化する恐れもあります。

 

インプラント治療の年齢的な上限について


インプラント治療を行える年齢的な上限というものはなく、年齢によって、インプラント治療ができるかどうかを決めることはありません。

 

実際に、シニア世代でもインプラント治療を受けている方はいらっしゃいます。
けれども、年齢を重ねるにつれて、体力の低下や持病の悪化など、全身の健康状態に問題を抱える方が増える傾向にあります。
全身の健康状態によっては、インプラント治療を受けられないケースもありますので、まずはご相談ください。

 

 

シニア世代のインプラント治療について


インプラント治療では、外科手術によって顎の骨にインプラントを埋め込みます。
そのため、どなたでもできるわけではなく、次の条件を満たしている必要があります。

 

1.全身の健康状態がよい

インプラントは、失った歯を補う治療ですが、お口だけでなく全身の健康状態にも配慮しながら治療を進める必要があります。
特に、高血圧や糖尿病には注意が必要です。
なぜなら、血圧が高い方は、服用できるお薬に制限がある場合があるからです。

 

また、糖尿病を患っている方は、外科手術の際に出血しやすい傾向にあります。
ほかにも、骨粗しょう症にも気を付けましょう。
骨粗しょう症の方の場合、顎の骨に埋め込んだインプラントと骨が結合するのに時間がかかったり、うまく結合できなかったりする恐れがあります。

 

2.お口の中が健康である

お口の中が不衛生な状態でインプラント治療を受けると、手術後に合併症を引き起こす恐れがあります。
特に、歯周病を患った経験がある方や、現在も治療中の方は、インプラント治療後にインプラント周囲炎になるリスクが高いといえます。
インプラント周囲炎になると、歯周病のように歯を支えている組織が溶かされて、最終的にインプラントが脱落してしまうのです。

 

インプラント治療を受ける前から、定期的に歯科検診に通い、お口の中の清潔を維持していることが大切です。
インプラント治療後も、毎日のセルフケアに加えて、歯科で定期的に行うプロケアを併用してお口を清潔に保つことは、インプラント治療において必要な条件です。

 

3.薬を服用していない

服用している薬の種類によっては、インプラント治療を行えないケースがあります。
たとえば、動脈硬化や脳梗塞を患った方の中には、血管を詰まらせないように血液がサラサラになる「抗凝固薬」を服用している方がいらっしゃるでしょう。
そのような方が、インプラント手術において、歯ぐきを切開すると、血が止まらなくなるかもしれません。

 

また、骨粗しょう症を患っている方が治療のために服用している「ビスホスホネート製剤」は、骨を強くする作用があります。
けれども、顎の骨を溶かすという副作用があらわれる可能性がありますので、インプラント治療を行う前に、かかりつけの主治医に確認をとりましょう。

 

4.メンテナンスが継続できる

インプラントは、入れ歯のようにご自身で簡単に取り外せるものではありません。
長くお使いいただくためには、ご自身で行う毎日の歯磨きだけではなく、メンテナンスのために定期的に歯科に通う必要があります。

 

年齢を重ねて、通院が難しくなった場合や、介護施設に入所した場合など、インプラント治療を行った歯科医院でのメンテナンスを受けられなくなる可能性があります。
そうなったときに、介護をする方のインプラントに対する知識が乏しければ、適切なメンテナンスを受けられず、お口の中が不衛生な状態になり、最終的に、インプラントの脱落につながるでしょう。
最悪の場合、お口の中で増殖した細菌が原因で、誤嚥性(ごえんせい)肺炎などの病気を引き起こす恐れもあるのです。

 

インプラント治療は、適切なメンテナンスを行っていれば、長くお使いいただくことができます。
そのため、インプラント治療を行う際は、将来を見据えて、どのようにメンテナンスを継続させるかを考えておくことが大切です。

 

 

インプラント治療についての疑問点は「たにぐち歯科センタービルクリニック」にご相談ください


インプラント治療には、年齢的な上限はありませんが、70代・80代になると、持病や体力の低下などで、手術を行うのが難しくなるケースも増加します。
その場合は、ブリッジや入れ歯といったほかの治療法をご提案します。
また、少ないインプラントの本数で入れ歯を支える「インプラントデンチャー」を行うことも可能です。

 

「近鉄日本橋駅」からは駅直上で徒歩1分、大阪難波駅からは徒歩4分と駅から近い歯科医院「たにぐち歯科センタ―ビルクリニック」では、年齢やライフスタイルに合わせた治療をご提案します。
精密な検査をした上で、それぞれの治療のメリットだけでなくデメリットも丁寧にご説明しますので、どのようなことでもお気軽にご相談ください。

 

平日は19時半まで、土曜も17時まで診療しています(2024年3月現在)ので、お仕事帰りや休日など、ご都合のよい時間にご来院いただけます。
お車でお越しの方は、医院ビルの真横に大型のコインパーキングがございますのでそちらをご利用ください。


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