【審美歯科】銀歯をセラミックの白い歯に替える4つのメリット
皆さん、こんにちは。
難波・日本橋の「たにぐち歯科センタービルクリニック」です。
口を大きく開けた時に、銀歯が目立っていませんか?
白い歯に囲まれた銀歯は、お口の中で存在感がありますよね。
特に、下の奥歯は笑ったときなどに見えやすいため、気にされる方が多くいらっしゃいます。
目立つ銀歯が気になって、人前で話したり食事をしたりするのを避けている方も。
日本では、保険の範囲内でむし歯を治療する場合、削った部分を銀歯の詰め物や被せ物で補うのが一般的でした。
そのため、多くの日本人のお口の中に銀歯が存在します。
しかしながら、最近では、はじめから白い歯を希望する方が多くいらっしゃいます。
また、すでに入れている銀歯を、白い歯に交換したいという方も増えています。
ただ、ひとことに白い歯といっても、プラススチックレジンやセラミックのように、さまざまな素材があり、その中からご自身に合うものを選ぶことが可能です。
それぞれの特徴をご説明しますので、ライフスタイルやご予算にあうものを一緒に考えましょう。
今回は、白い歯科素材のなかでも、見た目の美しさと機能性を兼ね備えたセラミックについて、詳しくお話しします。
谷口 雅俊 院長
朝日大学歯学部卒業
医療法人小室会 小室歯科本院勤務
医長を歴任
30人以上のドクターの指導に従事
2017年度 同院、同グループ医院にてインプラント埋入本数にて最多となり表彰される
2018年度 同院、同グループ医院にてインプラント埋入本数、患者様紹介数にて最多となり表彰される
2019年度 同院、同グループ医院にてインプラント埋入本数、患者様紹介数にて最多となり表彰される
大阪市内にて勉強会開催
たにぐち歯科センタービルクリニック開院
2020年 Young ITI 参加
医院名:たにぐち歯科センタービルクリニック
所在地: 〒542-0074
大阪府大阪市中央区千日前2-5-2
日本一歯科センタービル5F
Contents
銀歯を白いセラミックの歯に替える4つのメリット
セラミックは、陶器素材を歯科用に強化したものです。
セラミックというと、キラキラ輝く白い歯をイメージされる方が多くいらっしゃいます。
しかしながら、セラミックには見た目の美しさだけでなく、他にも多くのメリットがあります。
1.ナチュラルな美しさが再現される
セラミックには天然の歯のように、光を通す性質があるので、透き通るような透明感が再現されます。
白さを調整することもできるので、まわりの歯になじむように仕上がり、どこを治療したかは、パッと見ただけではわかりません。
ところどころに銀歯がある状態よりも、白一色に統一されたお口の方が、健康的で清潔感のある印象を与える傾向にあります。
また、口元に自信を持てるようになり、気持ちも前向きに変わっていくでしょう。
2.身体への負担を軽減できる
セラミックは親和性が高く、身体との相性がいい素材です。
銀歯のように金属を使っていないので、金属アレルギーを引き起こす恐れもありません。
銀歯と比べて軽いので、顎や肩への負担が軽くなります。
また、歯ぐきにもやさしいという特徴があり、歯ぐきの痛みや腫れを防ぎます。
歯ともぴったりくっつき、すき間が生じにくいので、むし歯の再発や再治療のリスクを抑えることになるのです。
歯と同じくらいの硬さで、かみ合う歯を傷つけないこともメリットのひとつです。
3.長く使用できる
セラミックは耐久性があり、変色や経年劣化を起こしにくい素材です。
一般的な寿命は10年とされていますが、メンテナンス次第では、15年、20年経っても問題なく使えている方が多くいらっしゃいます。
一方、銀歯は、寿命が2〜3年とされています。
高温多湿なお口の中は、銀歯にとっては過酷な環境です。
そのため、長く使っているうちに、形が変わり、歯との間に隙間が生じるリスクが高まるため、時期がきたら、取り換える必要があります。
4.お口の中を清潔に保つことができる
セラミックの表面は、ツルツルしています。
そのため、汚れがつきにくいのが特徴です。
お口の中を清潔に保ち、むし歯や歯周病になるリスクを抑える効果が期待できます。
一方、銀歯は傷がつきやすく、表面には見えない小さな傷が多くあり、そこに汚れが溜まるのです。
溜まった汚れは、むし歯や歯周病、口臭などのお口のトラブルの原因になる恐れがあります。
銀歯を長期間使用することで起こるリスク
日本では保険診療でむし歯治療を行う場合は、銀歯を選択するのが一般的でした。
費用負担が少ないことや、強度が高いため奥歯にも使用できるなど、メリットとされる点はいくつかあります。
ただ、使用が長期におよぶと、お口や全身の健康に悪い影響を与える恐れがあります。
そのため、歯科先進国では、銀歯を使用する国はほとんどありません。
ドイツでは使用禁止の勧告がされていて、スウェーデンでは子どもや妊婦への使用が完全に禁止されています。
金属アレルギーを発症する可能性がある
金属アレルギーというと、金属に触れた皮膚が赤く腫れたりかゆみを伴ったりするといったイメージをお持ちの方がほとんどでしょう。
しかし、直接触れていなくても、金属アレルギーを発症することはあるのです。
お口の中で銀歯が錆びると、金属イオンが溶け出します。
溶け出した金属イオンは体内に蓄積されて、ある日突然、金属アレルギーを発症し、かゆみや湿疹などの症状が出るのです。
身体の変化や不調を感じていても、その原因がお口の中の銀歯にあるとはなかなか気付きません。
そのため、原因の特定に時間がかかったり、発見が遅れたりするケースが多くあります。
(参照:日本補綴歯科学会誌2016 年 8 巻44 号 p.327-339
「歯科金属アレルギーの現状と展望」より) >
二次むし歯になりやすい
銀歯は経年劣化しやすい素材です。
時間とともに歯との接着部分に、すき間が生じます。
そこからむし歯菌が侵入し、被せ物や詰め物の下で、むし歯が再発するのです。
むし歯の再発を繰り返していると、歯が徐々にもろくなり、最終的には歯を失う恐れがあります。
歯ぐきが黒ずむ恐れがある
銀歯を長期間使用していると、金属イオンが溶け出します。
溶け出した金属イオンが歯ぐきに浸透すると、黒く変色します。
変色した部分は「メタルタトゥー」とよばれ、見た目の印象を悪くします。
セラミックの注意点
セラミックには多くのメリットがありますが、
・保険が適用されない
・割れる可能性がある
・一生使えるわけではない
といった点がデメリットとされています。
セラミックは自由診療です。
そのため、銀歯に比べて、費用面での負担は大きくなる傾向にあります。
ただ、銀歯よりも長く使えて、むし歯などお口のトラブルを防ぐ効果が期待できることから、長期的に見るとコストパフォーマンスのよい治療です。
また、耐久性があり強度もある素材ですが、強い力がかかると割れる恐れがあるので、奥歯には適用できないケースもあります。
治療後は、定期検診を受けて、詰め物や被せ物に異常がないかをチェックしましょう。
セラミック治療をご希望の方は、たにぐち歯科センタービルクリニックにご相談ください
ひとことにセラミックといっても、さまざまな種類があります。
当院では、患者さんの話を丁寧に聞きながら、症状やライフスタイル、ご予算など、お一人お一人に合わせた治療方法をご提案します。
年齢やお顔立ちに合わせた白さに調整することで、ナチュラルに仕上げることが可能です。
治療前に完成イメージを確認していただき、ご納得いただいてから治療を始めますので、まずはお気軽にご相談ください。
当院では、無理にセラミック治療をすすめることはせず、選択肢のひとつとしてご提案します。
メリットだけでなくデメリットや他の素材との違いを、丁寧に説明します。
銀歯を入れてから時間が経っている方や、原因不明の体調にお悩みの方はできるだけ早めの受診がおすすめです。
たにぐち歯科センタービルクリニックは近鉄日本橋駅から徒歩1分、大阪難波駅から徒歩4分の駅チカで通いやすい歯科医院です。
平日夜間は19時半まで、土曜は16時まで診療していますので、お仕事の帰りやお休みの日など、ライフスタイルに合わせて通院していただけます。
たにぐち歯科センタービルクリニックへのアクセスはこちらをごらんください >
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