コラム|【たにぐち歯科センタービルクリニック】大阪難波駅徒歩4分の歯医者

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〒542-0074
大阪府大阪市中央区千日前2-5-2
日本一歯科センタービル5F

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インプラントで支える「インプラントオーバーデンチャー」ってどんな入れ歯?

皆さん、こんにちは。
難波・日本橋の「たにぐち歯科センタービルクリニック」です。

 

2022年に行われた歯科疾患実態調査によると、15歳以上の8.7%の方が総入れ歯を、20.1%の方が部分入れ歯を使用しています。


(参考:厚生労働省「令和4年歯科疾患実態調査結果の概要」p16 表14) >

 

入れ歯には多くのメリットがある一方で、天然の歯とくらべると噛む力は弱く、「ずれやすい」「しっかり噛めない」「しゃべりにくい」といったお悩みをお持ちの方がいらっしゃいます。
当院では、入れ歯をより快適にお使いいただくために、歯ぐきに吸着させたり、残っている歯にバネをかけたりするのではなくインプラントで固定する「インプラントオーバーデンチャー」という入れ歯をご提案することがあります。
ここでは、快適でよく噛めるインプラントオーバーデンチャーについて詳しくお話しします。

 

 

 谷口 雅俊 院長
谷口 雅俊 院長

谷口 雅俊 院長

清風高校卒業
朝日大学歯学部卒業
医療法人小室会 小室歯科本院勤務
医長を歴任
30人以上のドクターの指導に従事
2017年度 同院、同グループ医院にてインプラント埋入本数にて最多となり表彰される
2018年度 同院、同グループ医院にてインプラント埋入本数、患者様紹介数にて最多となり表彰される
2019年度 同院、同グループ医院にてインプラント埋入本数、患者様紹介数にて最多となり表彰される
大阪市内にて勉強会開催
たにぐち歯科センタービルクリニック開院
2020年 Young ITI 参加


医院名:たにぐち歯科センタービルクリニック
所在地: 〒542-0074
大阪府大阪市中央区千日前2-5-2
日本一歯科センタービル5F

 

 

インプラントオーバーデンチャーとは


インプラントという言葉は「聞いたことがある」という方は多くいらっしゃるでしょう。
インプラント治療は、失った歯を補う治療法の一つで、外科手術で歯を失った部分の顎の骨にインプラントを埋めて、人工歯を支えます。

 

「インプラントオーバーデンチャー」とは、簡単にいうと顎の骨に埋めたインプラントで入れ歯を支える治療法です。
オーバーデンチャーは総入れ歯でも部分入れ歯でも適用できます。
インプラントオーバーデンチャーの治療の流れについてご説明します。

 

STEP1.カウンセリング

患者さまのお悩みやご要望についておうかがいします。
インプラントを埋めるために外科手術が必要ですので、全身の健康状態についてもお聞かせください。
お口全体を詳しく検査して、治療が可能と判断したら、お一人お一人に合わせた治療計画を作成し丁寧にご説明します。

 

STEP2.インプラントを顎の骨に埋める

外科手術にて、顎の骨にインプラントを埋め込む手術を行います。
顎の骨とインプラントが結合するまでの間は、今までお使いの入れ歯をお使いください。

 

STEP3.アバットメントを取り付ける

インプラントと顎の骨が結合したら、インプラントの上部にできた骨を削って、入れ歯と結合するためのアバットメントを取り付けます。

 

インプラントオーバーデンチャーで使用するアバットメントには、インプラント先端と入れ歯に磁石を取り付けて磁力で固定する「マグネットタイプ」や、 インプラント先端にボール状の突起をつけて、ホックを留めるように入れ歯を取り付ける「ボールタイプ」など、いくつかの種類があります。
歯の状態や使い勝手に合わせて、適したものを選びましょう。

 

STEP4.入れ歯を連結させる

アバットメントと入れ歯を連結させたら、治療完了です。
インプラント治療では、上部に取り付けた人工歯を取り外すことはできませんが、インプラントオーバーデンチャーでは入れ歯部部分を取り外すことができます。
インプラントオーバーデンチャーは人工歯のためむし歯にはなりませんが、インプラントを支える歯ぐきに炎症が起こる可能性がありますので、定期的にメンテナンスにお越しください。

 

 

インプラントオーバーデンチャーのメリット

インプラントオーバーデンチャーには、一般的な入れ歯とくらべて、さまざまなメリットがあります。

 

・安定感があり食事や会話を楽しめる


インプラントオーバーデンチャーの最大のメリットは、安定感です。
しっかりと顎の骨に固定されるので、硬いものを食べてもズレたり外れたりする心配は不要です。
人生100年時代となり、歯を失ってからの人生の方が長くなるという方もいらっしゃるでしょう。
また、シニア世代だけでだなく、若い方にも歯を失う可能性はあります。
歯がほとんど抜けた状態でも、インプラントで固定することで、天然の歯に近い噛み心地が再現されて、食事や会話を今までのように楽しんでいただけます。

 

・バネがないため見た目が自然に仕上がる


部分入れ歯では残っている歯にバネをかけて入れ歯を固定させます。
インプラントオーバーデンチャーでは、インプラントで支えるためバネは不要です。
人工歯以外のパーツが見えることはありませんので、自然に仕上がり、どこに入れ歯が入っているか気付かれることはないでしょう。
入れ歯の見た目が気になって口元を隠していたり、ご友人との会食を控えたりしていた方にもおすすめです。

 

・取り外してお手入れができる


通常のインプラント治療では、人工歯を取り外すことはできません。
インプラントオーバーデンチャーでは、基本的に入れ歯部分を取り外すことが可能です。
取り外して入れ歯部分をお手入れできるので、清潔な状態を維持しやすいといえます。

 

・すべての歯をインプラントにするよりも治療への負担が抑えられる


複数の歯が抜けている場合や上顎・下顎全部の歯を失っている場合、すべての歯をインプラントにするとなると大がかりな手術が必要となります。
インプラントオーバーデンチャーの場合は、埋入するインプラントの本数が少ないため、肉体的な負担だけでなく経済的な負担も軽減できます。
体力に自信がないシニア世代の方や、高額な治療費が原因でインプラント治療をあきらめていた方にもおすすめです。

 

 

インプラントオーバーデンチャーのデメリット


インプラントオーバーデンチャーには多くのメリットがありますが、デメリットとされる点もあります。

・インプラントを埋める外科手術が必要
・食後に外してお手入れをしなければいけない
・1本1本をインプラントにする場合とくらべると噛む力は弱くなる
・保険が適用されない

 

インプラント治療にもあてはまることですが、持病や健康状態によっては外科手術を行えないことがありますので、まずはご相談ください。
喫煙の習慣がある方はインプラントを埋めても脱落するリスクが高くなりますので、禁煙をおすすめするなど、生活習慣の見直しが必要となることもあります。

 

また、保険が適用されないため、保険適用の入れ歯とくらべて、費用負担が大きくなる点もデメリットの一つと考えられます。

 

 

インプラントオーバーデンチャーについては「たにぐち歯科センタービルクリニック」にご相談を


「近鉄日本橋駅」からは駅直上で徒歩1分、大阪難波駅からは徒歩4分と駅から近い歯科医院「たにぐち歯科センタ―ビルクリニック」では、お口全体を考えた「フルマウス治療」を行っています。
フルマウス治療とは、本来の顎の位置やかみ合わせの高さを探り、お口全体のバランスを考えて行う治療です。
患者さまのお話をしっかりと聞いて、精密な検査をした上で、お一人お一人にあわせた治療計画を作成し、メリットだけでなくデメリットも丁寧にご説明します。

 

平日は19時まで、土曜も17時まで診療しています(2024年2月現在)ので、お仕事帰りや休日など、ご都合のよい時間にご来院いただけます。
お車でお越しの方は、医院ビルの真横に大型のコインパーキングがございますのでそちらをご利用ください。

 


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