コラム|【たにぐち歯科センタービルクリニック】大阪難波駅徒歩4分の歯医者

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歯周病がインプラントの天敵って本当?

皆さんこんにちは。

たにぐち歯科センタービルクリニックです。

 

インプラント治療を検討されている方は、歯周病にご注意ください。

 

歯周病はインプラントの天敵といわれるほど、悪影響の大きい病気だからです。

 

歯周病で歯ぐきや顎の骨が破壊されると、インプラントを支えきれなくなります。

 

そこで今回は、歯周病がインプラントにもたらす悪影響をわかりやすく解説します。

 

歯周病で顎の骨が破壊されるメカニズム

初期の歯周病は、歯ぐきが赤く腫れ、ブラッシングの際に出血する程度の症状にとどまります。

 

この段階であれば、インプラントに対してもそれほど深刻な悪影響も及びません。

 

それが進行していく過程で、細菌感染や炎症反応が広範囲に波及して顎の骨が壊されていくのです。

 

インプラントは歯ぐきや顎の骨に支えられている

インプラント(人工歯根)自体は、チタンで作られており、とても丈夫なのですが、それを支えている骨は生きた細胞などによって構成されています。

 

とくに重要なのが歯槽骨(しそうこつ)という顎の骨で、これが正常な状態であることがインプラント治療の成功の鍵を握るのです。

 

なぜならインプラントは、顎の骨に支えられて初めて機能することができるからです。

 

インプラントでも歯周病になる?「インプラント周囲炎」

インプラントには「インプラント周囲炎」という特殊な歯周病があります。

 

インプラントは人工物なのにどうして歯周病になるのか不思議に思われた方もいらっしゃることでしょう。

 

先ほども述べたように、人工歯根自体は金属なのですが、それを支える組織は生体です。

 

人工歯根や上部構造の周りに歯石がたまれば、歯ぐきや歯槽骨に細菌感染が生じます。

 

とりわけインプラントが原因で起こる歯ぐき・歯槽骨の腫れ・炎症をインプラント周囲炎と呼んでいます。

 

歯周病を予防してインプラントを長持ちさせよう!

インプラント治療が失敗する主な原因は歯周病です。

 

インプラント治療前はもちろんのこと、治療後に歯周病になってしまうとインプラントの寿命が縮まることがあるため要注意です。

 

これからインプラント治療を受ける方やもうすでにインプラントを入れた方は、人工歯根を長持ちさせるためにも、歯周病はしっかり予防していきましょう。

 

まとめ

このように、インプラント治療では歯周病のコントロールが重要となります。

 

そのため当院ではまず歯周病をしっかり治して、生活習慣を改善したからインプラント治療を実施します!

 

そうでなければ、いくらインプラントを入れても、すぐに抜けてしまいます。

 

大阪難波でそうしたていねいなインプラント治療をご希望であれば、ぜひ当院までご相談ください。