歯周病と糖尿病
2023年5月26日
皆さんにんにちは😊✨
今回は、歯周病と糖尿病の関係についてお話していきます。
歯周病は、歯周病菌の感染により歯茎や歯を支える骨に炎症が起きる病気です。日本では成人の約8割が歯周病にかかっていると言われています。
一方、糖尿病は、血糖をコントロールしているインスリンというホルモンがうまく作用しなくなることで、血液中の糖分が多くなってしまう病気です。
実は、歯周病と糖尿病は、お互いに悪影響を及ぼしあっています。
糖尿病の人は、健康な人と比べて歯周病になるリスクが高く、また、歯周病の方が治療によって歯肉が改善するとインスリンが働きやすい状態になって、血糖値が改善する可能性があるという報告があります。
そして、歯周病と糖尿病の予防方法について、やはり1番は早寝早起きや適度な運動、バランスの良い食事といった規則正しい生活習慣が大切です!
さらに、歯科医院への検診を取り入れることでより一層、将来の健康が守られると思います!
お口に問題がないと思われていても、1度ご来院されてみてはいかがでしょうか?
ナイトガードについて
2023年4月14日
皆さんこんにちは🥰✨
朝起きたとき顎が疲れていたり、虫歯ではないのに歯が痛んだ事はありませんか?
それは、就寝中の歯ぎしり・食いしばりが原因かもしれません。
睡眠中の歯軋り・食いしばりは無意識に行われるため、自分で気づいて止めることが難しいと言われています💦
これらの症状としては
・歯が削れる
・詰め物や被せ物が取れる、割れる
・知覚過敏
・歯周病の悪化
・顎関節症
・肩こりや頭痛
歯や歯以外に多くの影響を与えてしまいます😢
そこで有効とされているのが、就寝時に使用するナイトガードや咬筋ボツリヌス治療です。
ナイトガードは装着する事によって歯列全体に歯ぎしりの力を分散させ、1本にかかる負担を軽減する事ができます!
保険適用で作成することができますので、歯ぎしりや食いしばりでお悩みの方や気になる方は
お気軽にご相談下さいね🌸
また当院では、定期検診の際にナイトガードの確認や超音波洗浄させて頂いてるのでご来院の際お持ち下さい✨
咬筋ボツリヌス治療は、噛む力そのものを弱める治療です。
こちらも当院で治療可能なので、気になる方はぜひお問い合わせください😊
マスクと口呼吸
2023年3月4日
皆さんこんにちは😎✨
コロナ禍でまだまだ大変な時期が続いていますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?
すっかりマスク生活にも慣れましたね😷
今回は、そんなマスク生活が及ぼす、お口の中への影響についてお話しします。
普段私たちは鼻呼吸をしていますが、長時間マスクをしていると、息苦しさから口呼吸になりやすくなります。
口呼吸は、こんな悪影響をもたらします😥
①虫歯や歯周病の進行、口臭の原因になる
お口が開いた状態が続くことで、お口の中が乾燥し、唾液の量が減ってしまうため、虫歯・歯周病などになりやすく、口臭の原因にもなります。
②風邪を引きやすくなる
お口から直接ウイルスが入ることで、風邪を引きやすくなり免疫力の低下に繋がります。
③歯並びが悪くなる原因になる
お口周りの筋肉や表情を作る筋肉、舌などの筋肉を鍛えることができず歯並びに影響を与えます。
また、顎の成長の妨げの原因にもなります。
口呼吸は無意識の場合が多いです。お口や身体の健康のためにも、普段から鼻呼吸を意識して過ごしましょう!
当院では、まだまだコロナ対策をしっかりしておりますので、安心してご来院いただけます!
お待ちしております😊
歯ブラシの交換の目安について
2023年1月10日
皆さんこんにちは😊✨
今回は「歯ブラシの交換の目安」についてお話しします。
皆さんの歯ブラシの交換頻度はどのくらいでしょうか?
1日3回毎食後、歯磨きをした場合、歯ブラシの寿命は約1か月と言われています。
同じ歯ブラシをずっと使い続けるとどうなる❓
・虫歯や歯周病になりやすくなる
→毛先の開いた歯ブラシでは、汚れを十分に落としきることができず、汚れが残ったままになってしまいます。
その結果、虫歯や歯周病になりやすくなります。
・歯茎や歯を傷つけやすくなる
→新しい歯ブラシの毛先には弾力性があります。
毛先が広がり古くなるとその弾力性が失われ、歯茎や歯を傷つけてしまいます。
・細菌が増殖する
→口腔内には常在菌が存在しています。歯を磨くことによって歯ブラシの毛先には細菌がたくさん付着し、使い続けているうちに繁殖していきます。
古くなった歯ブラシには特に菌が多く、適切な保管をしていてもヘッドの部分は汚れていってしまいます。
3週間ほど使い続けると細菌の数はおよそ100万個になり、1か月以上使った歯ブラシはトイレの水の約80倍の数の細菌になるとも言われています💦
毛先の部分に水分が残っていることによって、カビや雑菌が繁殖してしまいます😫
使い終わったらしっかりと水洗し乾燥させ、清潔な場所に保管するようにしましょう!
歯ブラシの交換の目安は1か月ですが、歯ブラシの毛先が開いていては汚れの除去率が悪くなってしまいますので、気付いたら交換するようにしてください👍
あまり早く歯ブラシの毛先が広がってしまう方は、もしかすると歯ブラシの圧が強すぎる可能性があるので、今一度見直してみて下さい!
何か分からないことがあれば、お気軽にご相談おまちしております😊
コンクールFについて
2022年12月6日
皆さんこんにちは🥰
前回はデンタルフロスについてお話しましたが、今回はマウスウォッシュについてお話しようと思います✨
皆さんマウスウォッシュを使ったことはありますか?
ドラックストアなどで売られているのを見たことがある方もたくさんいらっしゃると思います。
その中でも今回おすすめしたいのが、”コンクールF”です!👍
コンクールFの効果としては、
・ムシ歯の発生および進行予防
・歯肉炎予防
・歯周病予防
・口臭の防止
などがあります。
コンクール Fには高い殺菌力を持つグルコン酸クロルヘキシジンが配合されており、歯や粘膜に吸着して、約12時間も効果が持続します😲
〈コンクールFの使い方〉
起床後、就寝前、食後に水約25~50ml(コップ約1/8~1/4位)に5~10摘を摘下し、よくかき混ぜて数回すすいでください。
一本で約360~700回使用できます。
コンクールFは磨き残しが残っている状態で使用すると殺菌成分が歯の表面まで届きづらいため、基本的には歯ブラシ後に使用していただくのがおすすめです。
また、最大12時間効果が持続するため、就寝前に歯ブラシ⇒コンクールFでうがい⇒そのまま飲食せずに就寝 という順序で使用して頂くと
殺菌成分が翌日までお口の中に残るので、より効果的にお使いいただけます!
市販のマウスウォッシュはアルコールが含まれる物が多くありますが、コンクールFはアルコールが含まれておらず低刺激なので、刺激が苦手な方にも使用していただきやすいと思います😊
ぜひ試してみてください🎵
当院では歯科衛生士が担当制ですので、患者様一人一人のお口の中をよくみた上で、歯ブラシや歯間ブラシ、フロスといった患者様ごとに適したセルフケア用品のご提案をさせていただいております✨
分からないことがあればお気軽にご相談ください!😀
酸蝕症について
2022年11月1日
皆さんこんにちは😁✨
今回は、歯周病や虫歯に続く第三の歯の疾患とも言われている「酸蝕症(さんしょくしょう)」についてお話します。
皆さんは「酸蝕症」という言葉を聞いたことがありますか? 歯周病やむし歯は聞いたことがあるけれど…という方も多いかと思います😮
酸蝕症とは、酸によって歯が溶けてしまう症状のことをいい、具体的にこんな症状がみられます。
・知覚過敏を起こして冷たいものがしみやすい
・歯が丸みを帯びる
・エナメル質が濁ってみえたり、内部の象牙質が透けて見えたりする
・前歯の先端部分が透けており、ヒビが入ったり、欠けたりする
・酸蝕によって奥歯のすり減りが加速し、深い溝やへこみがみられる
むし歯はむし歯菌が出す酸が原因で起こりますが、酸蝕症は細菌は関係しないという点がむし歯とは異なります。
私達のお口の中は、普段はpH7(中性)の状態に保たれており、pH5.5以下になると歯は溶け始めます。
pHが低いものほど酸性度が高いのでエナメル質が溶けやすく、酸蝕症のリスクが高くなります😫
酸蝕症の原因は大きく2つあります。
・体内から口の中に酸が出てくることによる内因性のもの
(逆流性食道炎、アルコール依存症、拒食症・過食症・嘔吐癖などの摂食障害)
・酸性度の高い飲食物を食べることによる外因性のもの
(酸性の薬剤の服用、生果汁・梅干し・乳酸飲料などの過剰摂取、炭酸飲料・栄養ドリンク・ワイン・スポーツ飲料などの過剰摂取、塩酸や硫酸、硝酸など酸性ガスが発生する工場で働く人)
では、酸蝕症を防ぐにはどうしたらいいのか、今回は4つのポイントをお伝えします!
①ダラダラ食べやチビチビ飲みをしない
→お口の中を長時間酸性の状態にしないように食べる頻度を少なくしたり、時間を開けて食べるようにしましょう。
②就寝前は酸性の飲食物を控える
→唾液には再石灰化といって一度脱灰した歯を修復する作用がありますが、就寝中は唾液の分泌が少なくなるため、お口の中のpHが中性に戻りにくくなります。
③唾液をたくさん出す
→無糖のガムなどを噛んで唾液をたくさん出すことで歯の再石灰化を促しましょう。
④フッ素の活用
→むし歯だけでなく酸蝕症にもフッ素が効果的です。セルフケアではフッ素配合の歯磨き粉、歯科医院でのフッ素塗布もおすすめです!
以上、4つのポイントに気をつけて、酸蝕症を防ぎましょう! 酸性度の高い飲食物をとった後はすぐにうがいをするようにするのもおすすめです👍
気になる事がございましたらお気軽にご相談ください!お待ちしております😊
知覚過敏について
2022年10月7日
皆さんこんにちは😀
今回は「知覚過敏」についてお話をしていきます🌟
虫歯ではないのに、冷たい物や甘い物がしみたり歯ブラシを当てた時に、ピリッとした痛みがおこる症状を「知覚過敏」と言います。
一過性の痛みで、冷たい物や甘い物や摩擦などの外来刺激が無くなると、痛みが無くなるのが特徴です。
知覚過敏は歯の表面のエナメル質が、何らかの原因で削られ、刺激が内側の象牙質に直接伝わるようになり、歯がしみる症状が現れます。
知覚過敏の原因
・歯磨き:強い力でゴシゴシと歯磨きを行うと、歯の表面のエナメル質を傷つけてしまうため。
・歯周病:歯周病が進むと骨が溶けていき歯茎が下がって歯の根元が露出し、知覚過敏になりがちです。
・歯ぎしり噛み合わせ:歯ぎしりやくいしばりの癖があると、歯がすり減ったり歯に亀裂が入ってしまうことによりしみる症状が出ることがあります。
歯の噛み合わせが悪い人は、一部の歯にかたよった大きな力がかかるので、歯の表面に傷がつき知覚過敏を引き起こしてしまいます。
知覚過敏の治療法
①知覚過敏用の歯磨き粉を使用する:「硝酸カリウム」と呼ばれる薬用成分が配合された歯磨き粉には、知覚過敏の症状を抑える作用が期待できます。
②治療薬の塗布・コーティング:しみどめの薬を塗ったり、レジンなどの材料で歯の表面をコーティングすることでも知覚過敏の症状は和らぎます。
③マウスピースを用いた治療:歯ぎしりやくいしばりが知覚過敏の原因の場合、マウスピースによる治療が有効です。就寝中にマウスピースを装着することで、歯へのダメージを抑えられます。
歯がしみるからといってすべてのケースが知覚過敏というわけではありません。
虫歯が原因だった場合、進行してしまい手遅れになってしまう恐れがありますので是非できるだけ早めに歯科医院を受診して検査してもらうことをお勧めします😊✨
ホワイトニング後の食事
2022年8月22日
皆さんこんにちは😀💗
近年、歯を白くするためにホワイトニングをされる方が増えてきています。
今回は、当院でもよく聞かれるホワイトニング後のお食事についてお話しします!
医院で行うオフィスホワイトニングは約24時間、ご自宅で行うホームホワイトニングではトレーを外した後3〜4時間が再着色しやすいと言われています😥
そのため、この時間は着色しやすい飲食物の摂取や喫煙は避けなければいけません。
〈ホワイトニング後2~3時間は控えて頂きたいもの〉
・柑橘系食品、飲料 ・酢を使った食品 ・ヨーグルト
・炭酸飲料 ・アルコール類 ・スポーツドリンク などの 酸性の食品
〈ホワイトニング後24時間は控えて頂きたいもの〉
・コーヒー、紅茶、赤ワイン、緑茶、ウーロン茶、コーラ
・トマトソース、ケチャップ、ビーフシチュー等のブラウンソース、カレー
・からし、醤油 ・チョコレート ・キムチ
・ブドウ、イチゴなどの色が濃いもの ・合成着色料 などの 着色しやすい食品
また、着色しやすい飲み物は、ストローで飲んで、できるだけ歯に触れないように飲むのもおすすめです😊
ホワイトニング後の食事にも気をつけることで、白さの持ちが変わります。皆さんもぜひ参考にしてみてください✨
当院では、歯科医院で行う「オフィスホワイトニング」が施術可能です。高濃度の薬剤を使用して歯の外側から白くしていき、歯の内部の黄ばみが透けて見えないようにします。
ホワイトニングに興味がある方は、ぜひ一度試してみてはいかがですか?🥰 ご予約お待ちしております📞
歯と口の健康週間
2022年6月6日
皆さんこんにちは😀
早いもので6月に入りましたね☔
さて!6月4日~10日は『歯と口の健康週間』です🦷
「歯と口の健康週間」は、6月4日を6(む)・4(し)の語呂合わせから「虫歯予防デー」としたものが始まりで、歯やお口の健康を見直すための一週間です。
歯の衛生に対する正しい知識を普及させ、歯科疾患の予防、早期発見、早期治療を行い、歯の寿命を延ばすことを目的としています。
皆さん、歯やお口の事でお困りの事はございませんか?
□歯や歯茎が痛い
□口の中がネバネバする
□歯磨きの時に出血する
□硬いものが噛みにくい
□口臭が気になる
□歯茎が腫れる
□歯がグラグラする
ひとつでもチェックが当てはまった方は、一度検診もかねて受診することをおすすめします!
症状がない方も、定期健診に来ていただくことで、虫歯のチェックや歯周病の進行予防にもつながります。
歯の寿命を延ばすには、早めの対策、予防が何よりも大切になってきます。この期間をきっかけに皆さんも是非、歯やお口の健康を見直しましょう!😊
スタッフ一同全力で皆さんのお口の健康をサポートさせていただきます✨✨
デンタルフロスについて
2022年4月30日
皆さんこんにちは😊🎵
皆さんは歯ブラシ以外のセルフケア用品は何か使っていますか?
歯ブラシだけで取り除けるプラーク(歯垢)には限界があり、歯間ブラシやデンタルフロス、マウスウォッシュなど様々なセルフケア用品があります。
その中でも今回はデンタルフロスについて紹介したいと思います!
デンタルフロスとは、歯と歯の間のプラークを除去しやすいようにナイロンやポリエステルの繊維をよりあわせて作られている糸で、歯と歯の間に入れて、
歯に擦るようにして使用します。
歯ブラシだけのブラッシングでは約60%のプラーク(歯垢)除去率が、デンタルフロスを使うことで約80%にまで高めることができると言われています👏
その他にも、デンタルフロスの使用にはたくさんのメリットがあります😀
・トラブルの早期発見につながる
・詰め物などの不具合が見つけやすい
・歯周病の確認
・口臭の軽減・予防
また、デンタルフロスにもいくつか種類があります。
①ロールタイプ ・・・糸のみで巻き取り式となってお適正な長さを取り出し指に巻き付けて使用します。
矯正の装置が入っている方や、歯と歯の間の幅が狭い方にはこのタイプがおすすめです!
②ホルダータイプ ・・・ホルダーにフロスが取り付けてあり、手間がかからずにすぐ使えるので、デンタルフロスを初めて使う方におすすめです。
ホルダータイプには、前歯に使いやすい「F字型」と、挿入しにくい奥歯にも使いやすい「Y字型」があります。
デンタルフロスは正しく使うことでお口の健康を保つ効果があります。間違った使い方をしてしまうと綺麗に汚れが落ちなかったり、歯肉を傷つけてしまう原因になります。
自分に合った種類や使い方に迷われた際は、お気軽にご相談ください!
また、デンタルフロスの使用は難しく、途中でやめてしまう方もたくさんいます。
当院の歯科衛生士は、しっかりと使い続けられるよう丁寧に指導致しますので、お困りのことがあれば遠慮なくお声掛けください😊✨