体調不良の原因は銀歯による金属アレルギー?全身の健康につながる審美歯科
皆さん、こんにちは。
難波・日本橋の「たにぐち歯科センタービルクリニック」です。
お口の中に銀歯はありますか?
銀歯がある方は、何年前に治療したものか覚えていますか?
治療から長い時間が経っている場合は、一度歯科医院で診てもらいましょう。
なぜなら、古い銀歯をそのままにしていると、お口の中、そして全身の健康に悪い影響を及ぼす恐れがあるからです。
体調不良の原因が、じつは古い銀歯にあるという可能性もあるのです。
ここでは、古い銀歯の健康リスクについてお話しします。
谷口 雅俊 院長
清風高校卒業朝日大学歯学部卒業
医療法人小室会 小室歯科本院勤務
医長を歴任
30人以上のドクターの指導に従事
2017年度 同院、同グループ医院にてインプラント埋入本数にて最多となり表彰される
2018年度 同院、同グループ医院にてインプラント埋入本数、患者様紹介数にて最多となり表彰される
2019年度 同院、同グループ医院にてインプラント埋入本数、患者様紹介数にて最多となり表彰される
大阪市内にて勉強会開催
たにぐち歯科センタービルクリニック開院
2020年 Young ITI 参加
医院名:たにぐち歯科センタービルクリニック
所在地: 〒542-0074
大阪府大阪市中央区千日前2-5-2
日本一歯科センタービル5F
Contents
古い銀歯が金属アレルギーを引き起こす可能性について
金属アレルギーというと、アクセサリーに触れた部分が赤く腫れたりかゆみが出たりといった症状を思い浮かべる方が多くいらっしゃるでしょう。
では、なぜこのようなことが起こるのでしょうか。
金属アレルギーとは
私たちの身体には、細菌やウィルスなどの異物から身を守るために「免疫」という機能が備わっています。
この免疫機能によって、くしゃみや皮膚のかぶれ、呼吸困難などの症状を起こすのが「アレルギー」です。
金属アレルギーとは、体内に入った金属が異物とみなされた結果、免疫反応によりさまざまな症状が起こるのです。
アクセサリーが接触した部分の皮膚炎もその一つとされています。
汗によってアクセサリーに含まれている金属が溶け出し、イオン化することで皮膚のたんぱく質と結合します。
結合したものが体内で異物とみなされて、接触部分に症状があらわれます。
このような金属アレルギー症状は「接触性皮膚炎」とよばれ、比較的原因がわかりやすいのが特徴です。
けれども、金属アレルギーには、皮膚に接触していない部分から金属イオンが体内に入ることで、発症するものもあります。
歯科金属アレルギーとは
むし歯治療では、感染した部分を削って詰め物や被せ物で補います。
以前は、保険診療でむし歯を治すときには、銀歯とよばれている金属製の詰め物や被せ物を使用するのが一般的でした。
銀歯とはいいますが、実際には銀だけを使用しているのではなく、金が12%、パラジウムが20%、銀が約50%、銅が約10%から組成される合金です。
お口の中は、金属にとっては過酷な環境です。
唾液によって常に高い湿度に保たれている上に、飲み物や食べ物がもたらす温度変化にも晒されます。
温度変化がきっかけで古くなった銀歯から金属イオンが溶け出した結果、アレルゲンと見なされて金属アレルギーを発症するのです。
とはいえ、銀歯をつけている方全員が金属アレルギーになるわけではありません。
また、金属アレルギーを発症する時期もさまざまです。
銀歯を装着してから数年で発症する方もいれば、何十年か後に発症する方もいらっしゃいます。
そのため、症状が出ても、原因が何かわからないまま過ごしているのです。
歯科金属アレルギーは銀歯だけでなく、矯正装置のワイヤーが原因となって発症することもあります。
歯科金属アレルギーの症状について
歯科金属アレルギーはお口の中だけに症状があらわれるわけではありません。
溶け出して体内に入った金属イオンは全身に回り、お口から離れた場所や全身に症状があらわれるのです。
では、具体的にどのような症状があらわれるのでしょうか。
お口の中にあらわれる症状
お口の中やお口周りにあらわれるのが、
・口内炎が頻繁にできる
・舌がピリピリする
・舌がただれる
・粘膜があれる
・唇が赤く腫れる
といった症状です。
また、食べ物の味が分からなくなる味覚症状を発症することもあります。
全身にあらわれる症状
歯科金属アレルギーと診断された患者さんの口腔内症状出現率は、わずか2.3%で、ほとんどが全身に現れていることがわかっています。
全身にあらわれる症状としては、アトピー性皮膚炎のような発疹ができたり、手のひらや足の裏に水ぶくれが生じたりするケースもあります。
(出典:厚生労働省-資料6-1 歯科金属アレルギーと医科歯科連携(佐藤真奈美委員)より) >
ほかにも、
・頭痛
・めまい
・慢性的な肩こり
・脱毛
といった症状があらわれることもあります。
このような症状が出ても、原因が銀歯にあるとは気付かずに、原因不明の「肌荒れ」や「水虫」などと診断されてしまうこともあるのが現状です。
審美歯科で行う治療について
歯科金属アレルギーを疑われる症状があらわれたら、まずはご相談ください。
歯科では、検査を行った上で原因を特定します。
原因となっている金属が特定されたら、銀歯を除去して金属を使っていない素材の詰め物・被せ物に交換する治療を行います。
また、症状はあらわれていなくても、予防として、原因となり得る金属を取り除く治療を行うことも可能です。
当院の審美歯科では、セラミック治療を行っています。
セラミックは陶器を歯科用に強化したもので、金属を一切使っていないメタルフリー素材です。
金属アレルギーを起こさないだけでなく、
・表面がツルツルしていて汚れがつきにくい
・天然の歯のような透明感とツヤが再現される
・まわりの歯に馴染むようにナチュラルに仕上げられる
・適度な硬さでかみ合う歯を傷つけない
・経年劣化しにくく長く使える
といったメリットがある優秀な歯科素材です。
しかしながら、自由診療ですので、費用負担は銀歯とくらべると大きくなる傾向にあります。
けれども、セラミックにはさまざまな種類があり、お口の状態やご要望に合わせてお好きな素材をお選びいただけますので、まずはお気軽にご相談ください。
原因不明の体調不良にお悩みの方は一度ご相談ください
金属アレルギーでお悩みの方や金属アレルギーを予防されたい方は、当院へお越しください。
当院の審美歯科では、見た目の美しさだけではなく、全身の健康を考えた治療を行います。
症状やライフスタイル、ご予算などに応じて、お一人お一人に適した治療方法をご提案することが可能です。
「たにぐち歯科センタ―ビルクリニック」は、「近鉄日本橋駅」からは駅直上で徒歩1分、大阪難波駅からは徒歩4分と駅から近く、通いやすい歯科医院です。
お車でお越しの方は、医院ビルの真横に大型のコインパーキングもございます。
土曜も17時まで、平日は19時まで診療していますので、お仕事帰りや休日など、ご都合のよい時間にご予約の上でご来院ください。
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