前歯の変色は審美歯科に相談を~前歯が変色する原因と対処法について~
皆さん、こんにちは。
難波・日本橋の【たにぐち歯科センタービルクリニック】です。
前歯は食事や会話の際に目立つ部分だけに、色や形が気になるという方は多くいらっしゃるでしょう。
前歯の変色が気になる方は、歯科医院に相談するのがおすすめです。
歯科医院ではしっかりと変色の原因を特定してから、原因に応じた対処法を提案します。
ここでは、前歯が変色する原因と対処法についてお話しします。
谷口 雅俊 院長
朝日大学歯学部卒業
医療法人小室会 小室歯科本院勤務
医長を歴任
30人以上のドクターの指導に従事
2017年度 同院、同グループ医院にてインプラント埋入本数にて最多となり表彰される
2018年度 同院、同グループ医院にてインプラント埋入本数、患者様紹介数にて最多となり表彰される
2019年度 同院、同グループ医院にてインプラント埋入本数、患者様紹介数にて最多となり表彰される
大阪市内にて勉強会開催
たにぐち歯科センタービルクリニック開院
2020年 Young ITI 参加
医院名:たにぐち歯科センタービルクリニック
所在地: 〒542-0074
大阪府大阪市中央区千日前2-5-2
日本一歯科センタービル5F
Contents
前歯はさまざまな理由で変色します
前歯は黄ばむ方もいれば、黒っぽくなる方、茶色っぽくなる方などさまざまです。
また、変色の原因も、お一人お一人で異なります。
一つだけでなくいくつかの要因が重なって変色しているケースもあります。
歯の神経を失ったことによる変色
むし歯が重症化して、歯の内部にある神経に達すると神経が炎症を起こして激しい痛みを伴います。
ここまで進行すると、根管治療で感染した神経を取り除きます。
歯の神経を失うと、死んだ神経のかけらや血液中の鉄分が少しずつ象牙質へ入り込み、歯そのものが黒ずんだように見えるのです。
むし歯以外でも転倒や歯ぎしりなどで外側からの強い刺激が加わることで、神経が死んでしまうことがあります。
着色汚れによる変色
私たちが日常的に口にしている飲食物に含まれている色素によって、歯は変色します。
歯を着色させやすい食品は、「着色性食品」とよばれていて、
・コーヒー
・赤ワイン
・紅茶
・カレー
・ブルーベリー
・ケチャップやソース
などがよく知られています。
着色性食品に含まれている色素と歯の表面を覆っているタンパク質の膜とが結びつくことで、「ステイン(着色汚れ)」となり歯の表面に蓄積されて歯を黄ばませるのです。
着色性食品を口にしたときは、できるだけ歯を磨くようにしましょう。
また、着色を補助する食品「着色性補助食品」にも注意が必要です。
着色性補助食品はそれ自体には着色の作用はないものの、着色食品と一緒に口にすることで着色効果を高めてしまいます。
・アルコール
・炭酸飲料
・スポーツドリンク
・クエン酸
などが着色性補助食品の一例で、口の中を酸化させて、歯の表面からミネラル分が溶け出しやすくなる環境を作るのです。
飲食物以外では、タバコも歯の黄ばみの原因となります。
詰め物や被せ物の経年劣化
むし歯治療では、感染した部分を削って詰め物や被せ物を補います。
詰め物や被せ物に使用される素材には、いくつかの種類があり、ご予算や仕上がりのご要望などによってお選びいただくことが可能です。
保険診療の範囲内で治療を行う際は、歯科用のプラスチックを使用します。
プラスチックの詰め物や被せ物は、
・紫外線によって黄変する
・吸水性があり色素を取り込みやすい
・傷がつきやすく傷に色素が入り込む
といった特徴があり、長く使っていると変色する可能性が高い素材です。
テトラサイクリンによる変色
歯が形成される時期に、テトラサイクルン系の抗生物質を大量に服用すると、副作用として歯の変色が起こることがあります。
テトラサイクル系の抗生物質は、昭和40年代に風邪薬として使用されていました。
テトラサイクルはもともと黄色味をおびています。
そのテトラサイクルが象牙質のカルシウムと結合して象牙質に沈着することで、歯の色が変色するのです。
灰色がかった色に変色するケースもあれば、縞模様のように変色するケースもあります。
加齢による変色
歯は年齢を重ねるとともに少しずつ黄ばみます。
歯の表面を覆っているエナメル質は、歯磨きによる摩耗で薄くなります。
エナメル質が薄くなることで、内側にある象牙質の色が透けて見えるようになることで、歯が黄ばんだように見えるのです。
象牙質はもともと黄色っぽい色をしている上に、加齢にしたがって色が濃くなります。
また、歯は使用しているうちに小さな亀裂が入ることがあります。
細かな亀裂に飲食物の色素が入り込んだり、汚れがついたりすることも、歯が黄ばむ原因です。
前歯の変色の治療法
前歯の変色を改善するためには、原因に応じた対処法を選択することが大切です。
ホワイトニング
歯科のホワイトニングは、専用の薬剤を使って着色の原因となる色素を分解して歯を白くします。
歯科のホワイトニングには、
・歯科医院で高濃度の薬剤を使って行う「オフィスホワイトニング」
・ご自宅などで低濃度の薬剤を使ってご自身の手で行う「ホームホワイトニング」
・「オフィスホワイトニング」と「ホームホワイトニング」を併用する「デュアルホワイトニング」
の3種類のホワイトニングがあります。
飲食物による歯の黄ばみは、通常のホワイトニングで改善することが可能です。
ただし、加齢やテトラサイクリン系の抗生剤が原因となっている変色は、薄くすることはできますが、程度によっては希望の色にならない場合があります。
また、神経を失ったことによる変色も、通常のホワイトニングでは白くなりにくく、一時的に白くなったとしても、元の色に戻りやすいとされています。
歯科のホワイトニングでは、失った歯や人工的に作られた被せ物や詰め物は白くすることはできません。
プラスチックの詰め物や被せ物には効果がありませんので、新しい詰め物や被せ物に変える治療が必要です。
より長く白さを維持したい方には、セラミック素材の詰め物や被せ物への交換をご提案します。
セラミック治療
ホワイトニングで白くならない場合は、セラミックを使った治療をご提案します。
歯を白くするためのセラミック治療では、変色した部分を削って、薄いセラミックを貼り付けます。
セラミックは形も変えられるため、歯の色と形を同時に整えることも可能です。
ただし、セラミックは強い力が加わると、欠ける恐れがあります。
また、自由診療ですので、費用負担は大きくなります。
前歯の変色が気になる方は「たにぐち歯科センタービルクリニック」にご相談ください
当院では、見た目の美しさだけでなく、「噛む」「話す」といった機能面も重視して、適切な治療法をご提案しますので、どのようなことでもお気軽にご相談ください。
難波・日本橋の【たにぐち歯科センタービルクリニック】は、近鉄・千日前線・堺筋線の「日本橋駅」から徒歩1分、千日前通り沿いに位置しています。
お仕事帰りや、休日のお買い物の合間にお立ち寄りください。
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